明鏡を読んだあと、最初にやること

教材を読み終えた。

「いい話だったな」
「これは大事だな」
「あとでちゃんとやろう」

そう思って、少し満足する。

でも、数日経つと日常に戻っている。
読んだはずなのに、何も変わっていない。
ノートも開かない。
発信も変わらない。
商品作りも進まない。

昔の僕は、これを何度も繰り返していました。

読んで、納得する。
読んで、安心する。
読んで、終わる。

でも、それでは何も残りません。

今日は、『明鏡』を読んだあと、最初にやることを書きます。

目次

読んで満足、がいちばんもったいない

教材の価値は、読んだ量では決まりません。

最後まで読んだかどうか。
どれだけ線を引いたか。
どれだけ「なるほど」と思ったか。

それだけでは、現実は変わりません。

いちばん危ないのは、読んで「わかった気」になることです。

わかった気になると、一瞬だけ安心します。
自分は前に進んでいるように感じます。
でも、実際には何も決めていない。
何も出していない。
何も変えていない。

ここが落とし穴です。

「わかる」と「できる」は別です。

さらに言えば、
「いい話だった」と
「自分の行動が変わった」も別です。

教材は、読んだだけでは効きません。
自分の状況に置き換えて、手を動かしたときに、やっと効き始めます。

まず「自分の一行」を書き出す

『明鏡』を読んだあと、最初にやってほしいことは一つです。

自分の一行を書き出してください。

それは、こういう一行です。

「自分は、誰の、どんな悩みを、どう変えたいのか」

ここを一度、紙に出す。

うまく書けなくて大丈夫です。
きれいな言葉にしなくていいです。
まだ仮でいいです。

大事なのは、頭の中だけで終わらせないことです。

たとえば、昔の僕ならこうです。

「ノウハウを集めても不安が消えない人が、マーケティングの軸を取り戻せるようにしたい」

完璧ではありません。
でも、これがあるだけで考える場所ができます。

誰に向けて書くのか。
どんな記事を書くのか。
何をレビューするのか。
どんな言葉を使うのか。

全部が、この一行に戻ってきます。

逆に、この一行がないままだと、またノウハウに振り回されます。

いい話を聞いた。
大事そうな考え方を知った。
でも、自分の場合どう使うのかがわからない。

そうなると、結局また止まります。

→ 一行の作り方は「売る前に『一行』で決める」に書きました。

学んだことを、自分のビジネスに置き換える

次にやることは、置き換えです。

『明鏡』で学んだ考え方を、そのまま眺めて終わらせない。

必ずこう問い直します。

「これ、自分の場合はどうなる?」

教材の中の例は、あくまで例です。
そのまま真似しても、自分の軸にはなりません。

自分の商品ならどうなるのか。
自分の発信ならどうなるのか。
自分の読者なら、どんな悩みを抱えているのか。
自分は、その人に何を届けたいのか。

ここまで翻訳して、はじめて自分のものになります。

この一手間を飛ばすと、教材は「いい話」で終わります。

逆に、この一手間を入れると、教材の内容が自分の判断基準に変わっていきます。

発信するとき。
記事を書くとき。
レビューを書くとき。
商品を考えるとき。

「自分の場合はどうなる?」と問い直すだけで、学び方はかなり変わります。

実践ノートに残す

最後に、気づきをノートに残してください。

難しく書く必要はありません。

「ここが刺さった」
「自分の場合はこうなる」
「次はこれを直す」
「この言葉は自分の発信に使えそう」
「今の自分は、ここが曖昧だった」

これくらいで十分です。

大事なのは、読んだ直後の熱をそのまま流さないことです。

教材を読んだ直後は、少しだけ視界が開けます。
でも、その感覚は放っておくとすぐに消えます。

だから、消える前に残す。

きれいなノートを作る必要はありません。
誰かに見せるためのまとめもいりません。

自分が迷ったときに戻れるメモでいいです。

その積み重ねが、少しずつ自分の軸になります。

→ くわしい読み方は「明鏡の使い方」にまとめています。

最初の30分で、教材の残り方が変わる

教材を読み終えたあとの最初の30分。

ここで何をするかで、その教材が残るかどうかはかなり変わります。

何もしなければ、たぶん「いい話だった」で終わります。

でも、一行だけでも書く。
自分の場合に置き換える。
気づきをノートに残す。

それだけで、教材はただの情報ではなくなります。

自分の判断基準になります。
迷ったときに戻れる場所になります。
次に何をするかを決める材料になります。

『明鏡』は、読んで終わる教材ではありません。

自分の軸を取り戻すために、手を動かしながら読む教材です。

読んで満足で終わらせない。

まずは一行から始めてください。

「自分は、誰の、どんな悩みを、どう変えたいのか」

そこに戻るだけで、次にやることが少し見えてきます。

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この記事を書いた人

明鏡ノートを運営しているRenです。

ノウハウを集めても動けない時期や、発信・商品づくりで遠回りした経験をもとに、誰に何を届けるかを見直すための記事を書いています。

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