SNSだけで売ろうとすると、なぜ苦しくなるのか
SNSを頑張っているのに、なぜか手応えがない。
毎日投稿している。
反応も見ている。
伸びた投稿も、伸びなかった投稿も分析している。
それなのに、売上にはつながらない。
むしろ、やればやるほど苦しくなる。
昔の僕が、まさにそうでした。
投稿するたびに数字を見て、反応に一喜一憂して、また焦る。
「もっと発信しなきゃ」と思うほど、心がすり減っていく。
でも今ならわかります。
SNSが悪いわけではありません。
ただ、SNSだけで売ろうとしていたことが苦しさの原因でした。
SNSは「売る場所」ではなく「出会う場所」
SNSの本来の役割は、知ってもらうことです。
存在を知ってもらう。
考え方に触れてもらう。
ふとしたときに思い出してもらう。
つまりSNSは、入口です。
ここを「売る場所」だと思い込むと、毎回の投稿で何かを売ろうとしてしまいます。
買ってほしい。
申し込んでほしい。
反応してほしい。
自分に興味を持ってほしい。
その圧は、見ている人にも伝わります。
そして、自分自身も疲れていきます。
出会ったばかりの人に、いきなり契約書を差し出す人はいません。
まずは知ってもらう。
少しずつ信頼してもらう。
必要なタイミングで、思い出してもらう。
SNSは、その最初の接点として使うくらいがちょうどいいのです。
流れていく場所に、資産は積み上がりにくい
SNSの投稿は、基本的に流れていきます。
どれだけ良いことを書いても、数日後にはほとんど見られなくなる。
過去の投稿を、わざわざ遡って読んでくれる人は多くありません。
これは、穴の空いたバケツに水を注ぎ続けるようなものです。
頑張って書いても、残らない。
残らないから、また書くしかない。
書き続けないと、忘れられてしまう気がする。
この状態が続くと、発信はどんどん消耗戦になります。
もちろん、SNSにも意味はあります。
認知を広げる力はあります。
偶然の出会いも生まれます。
でも、そこだけに頼ると苦しくなります。
なぜなら、自分の言葉や考えが積み上がる場所を持てないからです。
アルゴリズムの上で踊り続ける危うさ
SNSは、自分の土俵ではありません。
表示されるかどうか。
どれだけ伸びるか。
誰に届くか。
その多くは、プラットフォーム側のルールに左右されます。
昨日まで伸びていた型が、急に伸びなくなる。
仕様変更で、届き方が変わる。
頑張っているのに、理由もわからず反応が落ちる。
この状態で売上までSNSに依存すると、かなり不安定です。
投稿の数字が悪いだけで、自分の価値まで下がったように感じてしまう。
本当は見るべきものが他にあるのに、目先の反応だけを追ってしまう。
これでは、軸が育ちません。
むしろ、どんどん他人の反応に振り回されていきます。
SNSは入口。別に「受け皿」を持つ
では、どうすればいいのか。
答えはシンプルです。
SNSは入口に徹する。
そして、流れて消えない受け皿を別に持つ。
たとえば、ブログ。
メール。
教材。
固定ページ。
プロフィール。
自分の考えや導線を整理した場所。
SNSで出会った人が、もっと深く知りたいと思ったときに戻ってこられる場所を作る。
これがあるだけで、発信の意味は大きく変わります。
毎回の投稿で売ろうとしなくてよくなる。
興味を持ってくれた人を、自然に案内できる。
自分の言葉や考えが、少しずつ資産として残っていく。
SNSで出会い、ブログや固定ページで深く伝える。
この流れを作ることで、発信は消耗戦ではなくなります。
このサイトも、まさにそのために作っています。
SNSでたまたま見つけてくれた人が、迷ったときに戻ってこられる場所。
昔の僕みたいに、ノウハウを集めても不安が消えなかった人が、マーケティングの根っこに戻れる場所。
そんな受け皿として、このサイトを育てています。
→ はじめての方へ
売る前に、全体像を整える
SNSを頑張ること自体は悪くありません。
ただし、SNSだけで売ろうとすると苦しくなります。
なぜなら、SNSは流れる場所だからです。
そして、出会う場所だからです。
本当に必要なのは、投稿テクニックを増やすことではありません。
誰に届けるのか。
何を伝えるのか。
どこへ案内するのか。
どう信頼を積み上げるのか。
この全体像を整えることです。
売る前に、軸を整える。
発信する前に、導線を整える。
反応を追う前に、自分が何を届けたいのかを言葉にする。
ここが曖昧なままSNSだけを頑張ると、どうしても苦しくなります。
SNSとの距離感を含めて、売りの全体像を整理したい人には『明鏡』が向いています。
特に第4章では、SNS単体ではなく、売れる流れ全体をどう組み立てるかが扱われています。
→ 明鏡の使い方
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