差別化しようとして、自分が分からなくなっていた

「差別化しなきゃ」

ほかの人と同じでは読まれない。
普通のことを書いても埋もれる。
もっと目立つことを言わないといけない。

そう考えて、奇抜なネタを探していました。

少し強い言い回しを使ってみる。
変わった切り口を探す。
他の人が言っていないことを無理に言おうとする。

でも、続きませんでした。

無理に尖ろうとするほど、自分が何者なのか分からなくなっていったからです。

今日は、一貫性が差別化になるという話を書きます。

目次

差別化は、奇抜さではない

差別化と聞くと、つい「他と違うこと」を考えます。

目立つ言葉。
変わった主張。
強い表現。
誰も言っていない切り口。

そういうものを探したくなります。

でも、奇抜さは長く続きません。

一回は目立つかもしれません。

でも、それが自分の根っこから出た言葉でなければ、次が続かない。

発信するたびに、また新しい変化球を探すことになります。

それは、かなり疲れます。

しかも、読者から見ても分かりにくくなります。

この人は何を大事にしている人なのか。
何について信頼できる人なのか。
どんな悩みに向き合っている人なのか。

そこが見えにくくなるからです。

差別化は、ただ目立つことではありません。

必要な人に、

「この人は、自分に関係がある」

と思ってもらうことです。

同じことを言い続ける人が、覚えられる

本当に印象に残るのは、毎回違うことを言う人ではありません。

むしろ、同じテーマを何度も語る人です。

この人は、発信の軸について書く人。
この人は、商品づくりの最初の一歩を扱う人。
この人は、お金を受け取る怖さを言葉にしてくれる人。

そうやって、読者の中に少しずつ印象が残っていきます。

一回見ただけでは覚えられません。

でも、何度も同じ方向の言葉に触れると、

「この人はこういう人なんだ」

と分かってくる。

そこから信頼が生まれます。

一貫性は、派手ではありません。

でも、積み上がります。

奇抜な一言より、同じ方向を向いた言葉の積み重ねの方が、長く残ることがあります。

→ 信頼が貯まる話は「信頼残高という考え方」へ。

一貫性の土台は、軸

同じことを言い続けるには、軸が必要です。

軸がないまま同じことを言おうとしても、すぐにブレます。

今日はこの人の発信が気になる。
明日は別のノウハウがよく見える。
反応が少ないと、また方向を変えたくなる。

そうして、発信が散らかっていきます。

僕もそうでした。

読まれそうなテーマに寄せる。
目立ちそうな言葉を使う。
反応が出た人の真似をする。

でも、自分の中に軸がないから、続けるほど苦しくなる。

必要だったのは、もっと変わったことを言うことではありませんでした。

自分は誰に、何を、なぜ届けたいのか。

そこを見直すことでした。

ここが定まると、発信も商品も少しずつそろってきます。

書くテーマも、言葉の選び方も、リンクの導線も、同じ根っこから出るようになります。

→ 軸の入口は「はじめての方へ」へ。
→ 深く見直したい方は「『明鏡』レビュー」へ。

飽きても、言い続ける

一貫性で難しいのは、自分が先に飽きることです。

何度も同じことを書いていると、

「またこの話か」

と思えてきます。

軸の話。
誰に何を届けるかの話。
一人に向けて書く話。
小さく商品を作る話。

書き手は、何度も考えているので飽きます。

でも、読者はすべての記事を読んでいるわけではありません。

今日初めて来た人もいます。
前に読んだけれど、忘れている人もいます。
別の記事でようやく腑に落ちる人もいます。

だから、同じことを言っていい。

むしろ、大事なことほど何度も言う必要があります。

ただし、同じ文章を繰り返すのではありません。

別の失敗談から。
別の具体例から。
別の悩みから。

同じ根っこに戻る。

それが一貫性です。

差別化は、積み重なって見えてくる

差別化は、一回の投稿で決まるものではありません。

奇抜なタイトルをつけることでもありません。
強い言葉で目立つことでもありません。
無理に尖ったキャラを作ることでもありません。

何度読んでも、同じ根っこがある。

この人は、誰に向けて書いているのか。
何を大事にしているのか。
どんな悩みに向き合っているのか。

それが少しずつ伝わっていく。

その積み重ねが、差別化になります。

無理に尖らなくていいです。

自分の軸に沿って、同じ方向の言葉を積み重ねる。

誰に、何を届けたいのか。

そこに戻り続けることが、いちばん自然で、長く続く差別化になるのだと思います。

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この記事を書いた人

明鏡ノートを運営しているRenです。

ノウハウを集めても動けない時期や、発信・商品づくりで遠回りした経験をもとに、誰に何を届けるかを見直すための記事を書いています。

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