何を売りたいかわからない人が最初に考えること

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何を売ればいいかわからない人が、最初に考えること

「何を売ればいいかわからない」

昔の僕の中で、いちばん長く続いた悩みがこれでした。

商品を決めないと始まらない。
でも、何を商品にすればいいのかわからない。

考えても決まらない。
決まらないから、また勉強する。
教材を買う。
発信のやり方を調べる。
他の人の商品を見て、また迷う。

そんなことを、ずっと繰り返していました。

でも今ならわかります。

僕が迷っていた理由は、能力がなかったからではありません。
考える順番を間違えていたからです。

今日は、「何を売ればいいかわからない」ときに最初に考えるべきことを書きます。

「売れるもの」から考えると迷子になる

多くの人は、最初にこう考えます。

「何が売れるんだろう」

僕もそうでした。

需要があるもの。
単価が高いもの。
流行っているもの。
他の人が売っているもの。
初心者でも始めやすそうなもの。

そういうものを探していました。

でも、ここから考え始めると、かなり高い確率で迷子になります。

なぜなら、売れそうなものは無限にあるからです。

SNSを見れば、いくらでも出てきます。
AI。
副業。
SNS運用。
コンテンツ販売。
コーチング。
占い。
デザイン。
ライティング。
動画編集。

見れば見るほど、「これも良さそう」「あれも売れそう」と思えてくる。

しかも、流行は変わります。
昨日まで伸びていたものが、今日は古く見える。
誰かが成果を出しているのを見ると、自分もそっちへ行きたくなる。

この状態で商品を決めようとしても、軸は定まりません。

「売れそうなもの」を追いかけている限り、判断基準が外側にあるからです。

誰かの成功事例。
SNSの流行。
目立っている人の商品。
一時的に反応が取れているジャンル。

そこに振り回され続けると、いつまでも自分の答えにはたどり着けません。

先に決めるのは「誰を助けたいか」

順番が逆でした。

最初に決めるべきなのは、商品ではありません。

まず考えるべきなのは、
「誰の、どんな困りごとを助けたいのか」
です。

何を売るかより先に、誰を助けるか。

ここが見えると、売るものは後から形になっていきます。

たとえば、昔の自分。
今、目の前にいる知人。
過去に相談してくれた人。
SNSでよく見かける、同じ悩みを抱えている人。

最初は広く考えなくていいです。

むしろ、広げすぎるとまた迷います。

「30代男性」
「副業初心者」
「個人事業主」
「SNSを頑張っている人」

これくらいだと、まだぼんやりしています。

もっと具体的にします。

夜中に教材販売ページを見て、また迷っている人。
SNSを毎日更新しているのに、何を売ればいいかわからない人。
ノウハウを集めているのに、不安だけが残っている人。
発信はしているのに、自分の軸がないことに薄々気づいている人。

ここまで顔が浮かぶと、書く言葉も変わります。

商品は、いきなり発明するものではありません。
誰かの困りごとを見つめた先に、自然と形になっていくものです。

自分が一度くぐった悩みを思い出す

いちばん強いのは、自分が実際に通った悩みです。

本で読んだ悩みではなく、
誰かから聞いただけの悩みでもなく、
自分が本当に苦しんだ悩み。

そこには、言葉の体温があります。

僕の場合は、
「ノウハウを集めても不安が消えない」
という悩みでした。

勉強しているのに、自信がつかない。
知識は増えているのに、何を売るか決まらない。
他の人の成功事例を見るたびに、自分だけ置いていかれている気がする。
また教材を買えば、今度こそ何かが変わると思ってしまう。

そういう時期がありました。

だからこのサイトは、昔の僕みたいな人に向けて書いています。

マーケティングを学んでいるのに、根っこが定まらない人。
発信や商品作りを頑張る前に、自分の軸を取り戻したい人。
ノウハウではなく、まず考える順番を整えたい人。

そういう人に向けた場所として作っています。

あなたにも、同じように一度くぐった悩みがあるはずです。

過去に本気で悩んだこと。
何度も検索したこと。
人には言いにくかったこと。
今なら、少しだけ抜け出し方を説明できること。

そこに、売れるものの種があります。

→ ノウハウを集めても不安が消えない理由

「自分には売れるものがない」は本当か

「でも、自分には商品にできるほどの実績がない」

そう思う人もいるはずです。

これも、昔の僕はよく考えていました。

すごい成果がない。
専門家と言えるほどではない。
人に教えられるレベルじゃない。
もっと勉強してからじゃないと出せない。

でも、ここでもまた勘違いしていました。

最初から大きな実績が必要なわけではありません。

もちろん、嘘をついてはいけません。
できないことをできるように見せるのは論外です。

でも、自分が少し先に進んだことで助けられる人はいます。

完全に解決した人だけが、誰かを助けられるわけではありません。

半歩先にいるからこそ、今まさに悩んでいる人の気持ちがわかる。
何につまずくかがわかる。
どこで焦るかがわかる。
どんな言葉で安心できるかがわかる。

これは、立派な価値です。

大事なのは、自分を大きく見せることではありません。

自分がどこまで進んだのか。
どこなら助けられるのか。
どこから先はまだ勉強中なのか。

それを正直に切り分けることです。

完璧に決めようとしない

「誰を助けるか」を考えるとき、最初から完璧に決めようとしなくていいです。

むしろ、最初から正解を出そうとすると止まります。

大切なのは、仮でいいので一人決めることです。

この人に向けて書いてみる。
この悩みに向けて発信してみる。
この困りごとを解決する小さな提案をしてみる。

出してみると、必ず反応が見えます。

刺さる言葉。
反応がない言葉。
自分が書きやすいテーマ。
逆に、思ったより熱が乗らないテーマ。

それらは、頭の中で考えているだけではわかりません。

決める。
出す。
反応を見る。
直す。

この順番でしか、本当の答えは見つかりません。

「何を売るか」は、机の上で完璧に決まるものではありません。
誰かに向けて言葉を出しながら、少しずつ輪郭が見えてくるものです。

売るものは、誰かの困りごとの先にある

何を売ればいいかわからないとき、いきなり商品を探さなくていいです。

売れそうなジャンルを探す。
流行っている市場を調べる。
他人の商品を真似する。
それも一つの方法ではあります。

でも、それだけでは軸が弱くなります。

先に見るべきなのは、誰かの困りごとです。

誰を助けたいのか。
その人は、何に悩んでいるのか。
なぜ、それが解決できずにいるのか。
自分は、どこまでなら助けられるのか。

ここが見えてくると、商品は後から形になります。

教材かもしれない。
個別相談かもしれない。
記事かもしれない。
チェックリストかもしれない。
小さな講座かもしれない。

形は後でいい。

最初に必要なのは、売るものではなく、向き合う相手です。

昔の僕は、商品を探していました。
でも本当に必要だったのは、昔の自分のような人をちゃんと見ることでした。

何を売るかで迷ったら、まず一人を決める。

その人の困りごとを、できるだけ具体的に言葉にする。

そこから始めれば、売るものは少しずつ見えてきます。

軸の作り方をもっと深く整理したい人には、『明鏡』が役立ちます。

売れそうな商品を探す前に、誰に何を届けるのか。
その根っこから見直したい人に向いています。

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