「稼ぐこと」が汚いことに感じてしまう人へ

「お金の話をする人って、なんか苦手」

昔の僕は、心のどこかでそう思っていました。

売上の話。
月収の話。
商品価格の話。
利益の話。
稼ぎ方の話。

そういう言葉を見ると、少しだけ身構える。

「なんか生々しいな」
「お金のことばかり考えている人みたいで嫌だな」
「自分はそういう感じにはなりたくないな」

そう思っていました。

でも、その感覚は自分にも返ってきます。

自分が商品を作ろうとすると、急に手が止まる。
価格をつけようとすると、後ろめたくなる。
売ろうとすると、悪いことをしているような気がする。

僕は、稼ぎたい気持ちがあるのに、稼ぐことにどこか罪悪感がありました。

今日は「稼ぐことが汚いことに感じてしまう人へ」書きます。

目次

「お金=汚い」は、刷り込みかもしれない

お金の話を避ける空気の中で育つと、稼ぐことに抵抗が出ます。

お金の話は下品。
稼ぎたいと言うのはいやらしい。
売ることは押しつけ。
利益を出すのは自分勝手。

そんな感覚が、どこかに残る。

でも、それは事実というより、刷り込みかもしれません。

お金そのものに、きれいも汚いもありません。

お金は、ただの交換手段です。

問題は、お金ではありません。

どう稼ぐかです。

誰かを不安にさせて売るのか。
嘘をついて売るのか。
必要ない人にまで押しつけるのか。
それとも、本当に必要な人に価値を届けて、その対価を受け取るのか。

ここはまったく違います。

僕は、「稼ぐこと」と「汚い稼ぎ方」を一緒にしていました。

だから、自分が稼ごうとすることにもブレーキがかかっていました。

稼ぐとは、役に立った結果でもある

健全に稼ぐことは、悪いことではありません。

ちゃんと価値を届けた結果としてお金を受け取るなら、それは自然なことです。

悩みが軽くなった。
できなかったことができるようになった。
迷っていたことが整理された。
時間を短縮できた。
遠回りを減らせた。
次に進むきっかけになった。

そういう変化を渡したから、対価を受け取る。

これは汚いことではありません。

むしろ、誠実な商売です。

もちろん、売上だけを見ればいいわけではありません。

月◯万。
月収いくら。
売上何倍。

数字だけを目的にすると、相手が見えなくなります。

でも、相手の変化を見たうえで受け取るお金なら、それは貢献の結果でもあります。

誰かの役に立った。
その人が価値を感じた。
だからお金を払ってくれた。

この順番なら、後ろめたさを持ちすぎなくていいと思います。

→ 数字より相手を見る話は「月◯万より先に決めるべきこと」に書いています。

「汚い稼ぎ方」と「稼ぐこと」は別

たぶん、多くの人が苦手なのは「稼ぐこと」そのものではありません。

汚い稼ぎ方が苦手なんだと思います。

不安を煽る。
焦らせる。
嘘をつく。
実績を盛る。
必要ない人にも売る。
買わない人を見下す。
「今すぐ買わないと損」と追い込む。

そういうものを見ると、嫌な気持ちになります。

その感覚は、かなりまともです。

嫌だと思っていい。

でも、その嫌悪感のせいで、稼ぐこと全部を否定しなくていいです。

誠実に価値を届けて稼ぐことは、別ものです。

相手の悩みを見る。
自分が役に立てることを伝える。
必要な人にだけ提案する。
合わない人には、無理にすすめない。
選ぶかどうかは相手に返す。

こういう売り方もあります。

「売る=汚い」ではありません。

「どう売るか」が問題です。

→ 押し売りにならない話は「売り込み臭くなるのは、提案が早すぎるから」にもつながります。

後ろめたさがあると、まっすぐ届けられない

稼ぐことに罪悪感があると、発信も商品も遠慮がちになります。

本当は役に立つと思っている。
でも、すすめるのが怖い。
価格を出すのが怖い。
「売りたい人」と思われるのが嫌で、言葉を濁す。

すると、必要な人にも届きにくくなります。

僕は、ここでよく止まっていました。

商品を紹介したい。
でも、売り込みに見られたくない。
価値はあると思っている。
でも、お金を受け取ることにどこか遠慮がある。

その結果、文章が中途半端になる。

提案が弱くなる。
何をしてほしいのかが曖昧になる。
相手も判断しにくくなる。

これは、相手のためにもなりません。

本当に役に立つものなら、ちゃんと伝えた方がいいです。

「これは、こういう悩みの人には役に立つと思っています」
「逆に、こういう人には向かないと思います」
「必要だと感じたら、見てみてください」

このくらいは、まっすぐ言っていい。

価値を届けて、その対価を受け取る。

それは悪いことではありません。

稼ぐことを、自分の軸で見直す

稼ぐことに抵抗があるなら、一度問い直した方がいいです。

自分はなぜ稼ぎたいのか。
誰の役に立って、その対価を受け取りたいのか。
どんな売り方はしたくないのか。
どんな価値なら、胸を張って届けられるのか。

ここを見ないまま稼ごうとすると、苦しくなります。

お金を追うだけになる。
売ることに後ろめたさが出る。
発信も提案も中途半端になる。

でも、自分の軸があると、少し変わります。

誰に届けたいのか。
その人の何を変えたいのか。
自分はどんな姿勢で売りたいのか。

そこが見えていれば、お金を受け取ることにも理由ができます。

「価値を届けた結果として、対価を受け取る」

そう言えるようになる。

稼ぐことは、汚くありません。

汚い稼ぎ方があるだけです。

だから、お金そのものを避けなくていい。

誠実に役に立った結果として、堂々と受け取っていいと思っています。

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この記事を書いた人

明鏡ノートを運営しているRenです。

ノウハウを集めても動けない時期や、発信・商品づくりで遠回りした経験をもとに、誰に何を届けるかを見直すための記事を書いています。

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