がんばってるのに、自己肯定感が上がらない理由

こんなにがんばっているのに、自分を好きになれない。

昔の僕は、ずっとそう感じていました。

本を読む。
教材を買う。
発信する。
ノートに書く。
少しだけ結果が出る。

でも、すぐにこう思ってしまう。

「まだ足りない」
「この程度じゃ意味がない」
「もっとできる人はいる」
「自分なんて、まだ全然だ」

何かを達成しても、安心できるのはほんの少しだけでした。

次の日には、また足りないところを探している。
できたことより、できなかったことばかり見ている。
人の成果を見て、自分の小ささを確認している。

昔の僕は、何をやっても自己肯定感が上がりませんでした。

結果を出せば、自信がつくと思っていました。
もっと頑張れば、自分を認められると思っていました。
足りない部分を埋めれば、いつか安心できると思っていました。

でも、そうはなりませんでした。

今ならわかります。

問題は、がんばりが足りないことではありませんでした。

自分を測る基準が、ずっと外側にあったことでした。

今日は「がんばっているのに、自己肯定感が上がらない理由」について書きます。

目次

達成だけでは、自己肯定感は上がらない

昔の僕は、結果を出せば自信がつくと思っていました。

もっと稼げるようになれば。
もっと発信が伸びれば。
もっと褒められれば。
もっとできることが増えれば。

そのうち、自分を認められるようになると思っていました。

でも、実際は違いました。

何かを達成しても、その満足は長く続きません。

少し反応が出る。
少し売上が立つ。
少し褒められる。
少し前に進んだ気がする。

その瞬間は嬉しい。

でも、すぐに次のハードルが出てきます。

「次はもっと伸ばさないと」
「これくらいで満足してちゃダメだ」
「あの人はもっと結果を出している」
「まだ自分には足りない」

こうやって、ゴールが逃げ続ける。

達成で得られるのは、一時的な満足です。

でも、それを自己肯定感の土台にすると、ずっと追いかけ続けることになります。

結果が出ている日は、自分を認められる。
結果が出ない日は、自分を責める。

これでは、心が安定しません。

昔の僕は、ここを見落としていました。

自信をつけるために結果を追っていたのに、
結果が出るたびに、次の不足を探していました。

「できたこと」を数えていない

自己肯定感が低いとき、僕はいつも「できなかったこと」ばかり見ていました。

今日は記事を書けなかった。
SNSを投稿できなかった。
教材を最後まで読めなかった。
思ったほど進まなかった。
また他の人と比べて落ち込んだ。

一日の終わりに、できなかったことだけを数える。

これを続けていたら、自分を認められるわけがありません。

しかも厄介なのは、できたことをすぐ当たり前にしてしまうことです。

少しでも書けた。
一行だけメモできた。
記事タイトルを一つ考えた。
過去の自分の悩みを言葉にできた。
昨日より少しだけ手を動かせた。

本当は、これも進歩です。

でも昔の僕は、それを見ていませんでした。

できたことは当たり前。
できなかったことは大問題。

この見方をしている限り、どれだけ進んでも自分を認められません。

一日の終わりに、今日できたことを三つ書く。

それだけでも、見え方は少し変わります。

大きな成果でなくていいです。

「記事の見出しを一つ考えた」
「教材を一ページだけ読んだ」
「昔の自分の悩みを一つメモした」

それでいい。

自分を雑に否定しないために、できたことをちゃんと拾う必要があります。

昔の僕に足りなかったのは、努力ではありませんでした。

自分が進んでいる証拠を見ることでした。

他人の基準で、自分を採点している

自己肯定感が上がらない大きな理由は、他人の基準で自分を採点していることです。

あの人はもう売れている。
あの人はフォロワーが多い。
あの人は発信がうまい。
あの人は商品を作っている。
あの人は堂々としている。

それに比べて、自分はまだ何もない。

昔の僕は、よくそう考えていました。

でも、その採点表はそもそも自分のものではありません。

他人とは、スタートも違います。
経験も違います。
持っている環境も違います。
得意なことも違います。
見えていない積み上げも違います。

それなのに、表に見えている結果だけで自分を採点する。

それはかなり乱暴です。

他人の基準で自分を測り続けると、いつまでも足りない人になります。

誰かの成果を見るたびに、自分の不足が増えていく。
誰かの言葉を見るたびに、自分の軸が揺れる。
誰かのスピードを見るたびに、自分が遅れている気がする。

この状態では、自己肯定感は育ちません。

必要なのは、他人の基準から一度離れることです。

自分は誰に、何を届けたいのか。
今、自分はどこに向かっているのか。
何を大事にして進めたいのか。

ここに戻る。

自分の軸ができると、他人の基準に振り回されにくくなります。

→ 軸の話は「はじめての方へ」に書いています。

比べるなら、過去の自分と比べる

どうしても比べてしまうなら、比べる相手を変えた方がいいです。

他人ではなく、過去の自分です。

一年前の自分が、今の自分を見たらどう思うか。

少しでも文章を書けるようになっているかもしれない。
前より、自分の悩みを言葉にできるようになっているかもしれない。
ノウハウを集めるだけではなく、軸のことを考えられるようになっているかもしれない。
昔より、誰に届けたいのかを見ようとしているかもしれない。

それは、小さな変化です。

でも、ちゃんと前進です。

自己肯定感は、他人に勝ったときだけ育つものではありません。

昨日の自分より、少しだけ見えるものが増えた。
先月の自分より、少しだけ行動できた。
一年前の自分より、少しだけ自分の本音に近づいた。

そういう変化を拾うことで、少しずつ育ちます。

昔の僕は、いつも上を見ていました。

すごい人。
早い人。
売れている人。
うまくいっている人。

その人たちと比べて、自分を足りないと決めていた。

でも本当に見るべきだったのは、過去の自分でした。

→ 比べ方の話は「他人の成功を、素直に喜べないとき」にも書いています。

自己肯定感は、軸の上に育つ

自己肯定感は、達成だけでは上がりません。

結果が出たときだけ自分を認める。
褒められたときだけ安心する。
他人より進んだときだけ価値を感じる。

そういう状態だと、ずっと外側に振り回されます。

大事なのは、自分の内側に基準を持つことです。

今日は何をできたか。
昨日より何が少し進んだか。
自分は誰に、何を届けたいのか。
今の一歩は、その軸につながっているか。

ここを見る。

自己肯定感は、派手な達成で一気に上がるものではありません。

できたことを拾う。
過去の自分との差を見る。
他人の基準ではなく、自分の軸に戻る。

その積み重ねで、少しずつ育つものです。

昔の僕は、自分を認めるために、もっと大きな結果が必要だと思っていました。

でも本当に必要だったのは、結果を増やすことだけではありませんでした。

自分が進んでいる小さな証拠を、ちゃんと見ること。
そして、他人のものさしではなく、自分の軸で進むこと。

そこから始めればいいと思っています。

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