いいねの数で、自分の価値を測っていた

「いいね」がつくと、うれしい。

つかないと、落ち込む。

投稿したあと、何度も画面を開く。
数字が増えていると安心する。
増えていないと、その日一日が少し暗くなる。

今思うと、かなり苦しい状態でした。

発信しているはずなのに、いつの間にか、いいねの数で自分の価値を測っていたのだと思います。

今日は、「いいね」の数に振り回されていた頃の話を書きます。

目次

いいねは、価値そのものではない

いいねが多い投稿を見ると、すごいと思います。

自分の投稿より伸びている。
あの人は反応されている。
自分は求められていないのかもしれない。

そう考えてしまうことがあります。

でも、いいねの数は、価値そのものではありません。

いいねは、反応の一つです。

共感しやすいもの。
軽く読めるもの。
その場で押しやすいもの。

そういう投稿の方が、数字として伸びることがあります。

一方で、深く届く記事は、すぐに数字にならないこともあります。

読んだ人が静かに受け取っている。
あとで何度も読み返している。
言葉にできないけれど、心に残っている。

そういう反応は、画面の数字には見えにくいです。

だから、いいねが少ないからといって、その投稿に価値がないとは言えません。

数字は、そのときの流れにも左右される

同じ内容でも、反応は変わります。

投稿する時間。
その日の流れ。
読んだ人の気分。
たまたま見られたかどうか。

そういうもので、数字は簡単に上下します。

昨日は伸びた。
今日は伸びない。

そのたびに、自分の価値まで上がったり下がったりしたように感じる。

でも、本当は違います。

数字が変わっただけで、自分の価値が変わったわけではありません。

届けた内容まで、急に無意味になったわけでもありません。

もちろん、反応を見ることは大事です。

でも、短い数字の変化に自分の気持ちを預けすぎると、書くことが怖くなります。

僕はそこに、かなり振り回されていました。

見るべき反応は、数だけではない

いいねの数は分かりやすいです。

だから、ついそこばかり見てしまいます。

でも、発信の反応は、いいねだけではありません。

保存された。
あとで読まれている。
「助かりました」と言われた。
個別に感想をもらった。
誰かが静かに行動を変えた。

そういう反応もあります。

むしろ、発信を続けるうえでは、そちらの方が大事なこともあります。

いいねが100ついても、すぐに流れて忘れられる投稿があります。

反対に、いいねは少なくても、たった一人の考え方を変える記事があります。

どちらが深く届いているかは、数字だけでは判断できません。

見るべきなのは、数の大きさだけではなく、届き方です。

→ 信頼が貯まる話は「信頼残高という考え方」へ。

評価を外に預けると、苦しくなる

いいねに振り回されていた頃の僕は、評価を外に預けていました。

伸びたら安心する。
伸びなかったら落ち込む。
反応されたら価値がある。
反応されなければ意味がない。

そうやって、外側の数字で自分を判断していました。

でも、それでは苦しくなります。

なぜなら、数字は自分で完全にはコントロールできないからです。

どれだけ丁寧に書いても、伸びないことはあります。
逆に、軽く書いたものが伸びることもあります。

そこに自分の価値を預けると、毎回揺れます。

必要なのは、外の数字とは別に、自分の中に基準を持つことでした。

誰に向けて書いたのか。
何を届けたかったのか。
その人にとって、少しでも役に立つ内容だったのか。

そこを見ないと、発信は数字の機嫌取りになります。

自分の軸を、評価基準にする

いいねは、見てもいいです。

でも、それだけを基準にしない方がいい。

自分は誰に、何を届けたいのか。

この軸があると、数字に少し距離を置けます。

反応が少なくても、必要な人に向けて書けたなら、それは無駄ではありません。

派手に伸びなくても、昔の自分みたいな一人に届くなら、意味があります。

発信は、人気を集めるためだけのものではありません。

必要な人に、必要な言葉を届けるためのものです。

いいねは、人気の一つの指標です。

でも、自分の価値そのものではありません。

数字に揺れそうになったときほど、戻る場所は同じです。

誰に、何を届けるのか。

その根っこを、自分の中に持っておくことです。

→ 軸を見直す入口は「はじめての方へ」へ。
→ 比べて苦しくなる話は「他人の成功を、素直に喜べないとき」へ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

明鏡ノートを運営しているRenです。

ノウハウを集めても動けない時期や、発信・商品づくりで遠回りした経験をもとに、誰に何を届けるかを見直すための記事を書いています。

コメント

コメントする

目次