教材が多すぎて、選べないとき

本棚にも、スマホの中にも、教材があふれている。

PDF。
動画講座。
無料プレゼント。
有料note。
セミナーのアーカイブ。
あとで見ようと思って保存した投稿。

学ぶ材料は、たくさんある。

なのに、どれから手をつければいいか分からない。

買った教材もある。
保存した無料情報もある。
メモもある。
ノートもある。

でも、いざ始めようとすると手が止まる。

「どれからやればいいんだろう」
「こっちの方が先かな」
「いや、今はこっちを学ぶべきかもしれない」

そうやって迷っているうちに、結局どれも進まない。

今日は「教材が多すぎて、選べないとき」の話を書きます。

目次

選べないのは、多すぎるから

選択肢が多いほど、人は選べなくなります。

教材が一つしかなければ、それをやるしかありません。

でも、教材が十個あると迷います。

SNSの教材。
文章の教材。
商品設計の教材。
AI活用の教材。
セールスの教材。
リストマーケティングの教材。

どれも大事そうに見える。

だから、決められない。

僕は、選べない自分を責めていました。

「自分は優柔不断だ」
「意志が弱い」
「やる気が足りない」

そう思っていました。

でも、今なら少し違う見方をします。

選べないのは、教材が多すぎるからでもあります。

選択肢が増えすぎると、頭の中で比較が始まります。

どれが一番効率いいか。
どれが今の自分に合っているか。
どれを先にやれば失敗しないか。

そして、「正解」を選ぼうとするほど、動けなくなる。

でも、教材選びに完璧な正解はありません。

選ばない限り、何も進まない。

教材が増えるほど行動が止まるのは、かなり自然なことです。

→ 集めるほど不安になる話は「ノウハウを集めても不安が消えない理由」に書いています。

まず、増やすのをやめる

抜け出す第一歩は、新しく買うのをやめることです。

かなり地味ですが、ここが大事です。

今ある教材が多すぎて選べないのに、さらに新しい教材を足したら、もっと選べなくなります。

でも僕は、ここでよく逆をやっていました。

今あるものをやり切れていない。
だから不安になる。
不安になるから、もっと良さそうな教材を探す。
新しい教材を見つけて、また安心する。
でも、結局やらない。

この繰り返しです。

新しい教材を買うと、一瞬だけ気分が変わります。

「今度こそいけるかもしれない」
「これなら分かりやすそう」
「この順番なら進められそう」

そう思える。

でも、それは前に進んだのではなく、選択肢を増やしただけかもしれません。

まずは、足し算を止める。

しばらく新しい教材を買わない。
新しい無料プレゼントも受け取りすぎない。
「あとで見る」に入れる前に、一度止まる。

これ以上増やさないと決めるだけで、少し楽になります。

頭の中にある教材の数が、それ以上増えないからです。

今の悩みに合う一つだけ選ぶ

教材が多すぎるときは、全部を見ようとしなくていいです。

一つだけ選びます。

基準は、今いちばんの悩みに直結しているか。

何を売ればいいか分からないなら、商品設計やコンセプトの教材。
誰に向けて発信すればいいか分からないなら、ターゲットや発信の軸。
文章が届かないなら、文章やストーリーの教材。
SNSを頑張っても売れないなら、導線やリストの教材。
教材を買っても積んでしまうなら、学び方や実践の教材。

今の悩みとつながっているものを一つだけ選ぶ。

それ以外は、いったん脇に置いていいです。

捨てる必要はありません。
否定する必要もありません。
いつか使うかもしれません。

でも、今はやらない。

この「今はやらない」が大事です。

僕は、全部を同時に必要だと思っていました。

でも、全部を同時にやろうとすると、結局どれも進みません。

今の自分に必要な一つだけを見る。

それだけで、少し動きやすくなります。

→ 軸で選ぶ話は「はじめての方へ」にもつながります。

選んだ一つを、最後までやり切る

一つ選んだら、それだけを最後までやります。

途中で他の教材を見ない。
別のノウハウに逃げない。
少し難しくなっても、すぐ乗り換えない。

ここがかなり大事です。

教材をやり切る前に別の教材へ移ると、いつまでも「途中」の教材だけが増えていきます。

途中まで見た動画。
途中まで読んだPDF。
途中まで書いたメモ。
途中まで理解したノウハウ。

この「途中」が増えるほど、自分を責める材料になります。

「また最後までできなかった」
「自分は続かない」
「やっぱり向いていないのかもしれない」

そう思ってしまう。

でも、一つでも最後までやり切ると、少し変わります。

全部を完璧に理解できなくてもいい。
全部を実践できなくてもいい。
でも、一通り終わらせる。

それだけで、「自分は一つを終わらせられた」という感覚が残ります。

この感覚はかなり大きいです。

教材の内容以上に、「やり切った経験」が次の行動を軽くします。

→ 買って終わりにしない話は「明鏡の使い方|買って終わりにしないための読み方」に書いています。

完璧に選ぼうとしなくていい

教材が多すぎるとき、人は完璧に選ぼうとします。

一番効率がいいもの。
一番自分に合っているもの。
一番失敗しないもの。
一番早く成果が出るもの。

でも、その完璧な一つを探している間に時間が過ぎます。

そしてまた、何も進まない。

大事なのは、完璧な教材を選ぶことではありません。

選んだ教材を、自分の実践に使うことです。

多少遠回りでもいい。
少し合わない部分があってもいい。
全部が今の自分に必要でなくてもいい。

そこから一つでも行動に変えられれば、意味があります。

教材は、選んだ瞬間ではなく、使ったときに価値が出ます。

だから、完璧に選ぶより、まず一つに決める。

決めたら、使う。

それだけで、教材はただの情報から、自分の前に進む道具に変わります。

増やすより、絞る

教材が多くて選べないのは、あなたのせいだけではありません。

選択肢が多すぎると、人は止まります。

だからまず、増やすのをやめる。
次に、今の悩みに合う一つだけ選ぶ。
そして、その一つを最後までやり切る。

これだけで、かなり動きやすくなります。

僕は、もっと教材を増やせば不安が消えると思っていました。

でも、違いました。

必要だったのは、さらに増やすことではありませんでした。

今あるものから、一つを選ぶこと。
今はやらないものを脇に置くこと。
選んだものを、自分の実践に使うこと。

そこでした。

教材は、増やすほど安心するとは限りません。

増やすより、絞る。

そこから、少しずつ動き出せます。

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この記事を書いた人

明鏡ノートを運営しているRenです。

ノウハウを集めても動けない時期や、発信・商品づくりで遠回りした経験をもとに、誰に何を届けるかを見直すための記事を書いています。

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