初めて商品が売れた日は、金額より「届いた」がうれしかった

スマホが鳴って、画面に通知が出ました。

「ご購入がありました」

その文字を見た瞬間、声が出ました。

大きな金額ではありません。
派手な売上でもありません。
人生が一気に変わるような出来事でもありません。

でも、僕にとっては忘れられない通知でした。

目次

金額より、届いたことがうれしかった

売れた金額は、ほんの少しでした。

冷静に見れば、小さな売上です。
誰かに自慢できるような数字でもありません。
「これで生活できる」と思える金額でもありません。

でも、そのときの僕には関係ありませんでした。

うれしかったのは、金額ではなかったからです。

自分が書いた言葉を読んでくれた人がいる。
自分の商品に価値を感じてくれた人がいる。
自分が届けようとしたものを、必要だと思ってくれた人がいる。

その事実が、ただうれしかった。

僕は、ずっと不安でした。

自分の言葉に意味があるのか。
この発信は誰かに届いているのか。
自分の商品なんて、本当に必要とされるのか。

ずっと半信半疑でした。

だから、初めて売れたときに感じたのは、

「売れた」

というより、

「届いた」

でした。

その感覚は、今でも覚えています。

売れるまで、何ヶ月もゼロだった

その一件が来るまで、ずっと順調だったわけではありません。

むしろ、ほとんど無風でした。

記事を書いても反応がない。
投稿しても反応が薄い。
商品を置いても、誰も買わない。
アクセスを見ても、数字はほとんど動かない。

何度も思いました。

「これ、意味あるのかな」
「誰も見ていないんじゃないか」
「自分には向いていないのかもしれない」

やめたくなる日もありました。

特にきつかったのは、何も起きない時間です。

失敗したなら、まだ原因を考えられます。
でも、何も起きない。
反応もない。
質問もない。
売上もない。

ただ静かにゼロが続く。

この時期は、かなりしんどいです。

でも、あとから振り返ると、その無風の時間にも意味がありました。

言葉を整えていた。
誰に届けたいのかを考えていた。
何が伝わるのかを試していた。
自分の商品を、少しずつ見直していた。

表には何も起きていないように見えても、地面の下では少しずつ根が伸びていたのかもしれません。

→ 無風の時期の話は「成果が出ない時期の、心の保ち方」に書いています。

売れた理由は、軸が定まったから

初めて売れた理由を、ひとつだけに決めることはできません。

タイミングもあったと思います。
商品の見せ方も関係していたと思います。
たまたま必要としてくれた人に届いたのかもしれません。

でも、振り返ると大きかったのは、軸が少し定まったことでした。

僕は、ぼんやり発信していました。

なんとなく役立ちそうなことを書く。
反応が取れそうなテーマを書く。
誰かが言っていたノウハウを、自分なりにまとめる。

でも、言葉に芯がありませんでした。

誰に向けて書いているのか。
その人のどんな悩みを見ているのか。
何を届けたいのか。

そこが曖昧だったからです。

変わり始めたのは、

「昔の僕みたいな人に届ける」

と決めてからでした。

ノウハウを集めても不安が消えなかった人。
何を売ればいいかわからずに止まっていた人。
SNSを頑張っても手応えがなかった人。
教材を買っても、また迷ってしまっていた人。

その人に向けて書く。

そう決めてから、少しずつ言葉がまっすぐになりました。

うまい文章になったわけではありません。

でも、誰に向けているのかが見えたことで、余計な言葉が減りました。

その変化が、初めての一件につながったのだと思います。

→ 軸の話は「はじめての方へ」にも書いています。

最初の一件が、自分の見方を変える

初めて売れた一件は、金額以上の意味があります。

それは、証拠になるからです。

自分の言葉でも届く。
自分の商品でも選んでもらえる。
自分が見てきた悩みは、誰かの役に立つかもしれない。

そう思えるようになる。

もちろん、一件売れたからといって、すぐに安定するわけではありません。

そのあとも迷います。
反応が落ちる日もあります。
また売れない時期もあります。
不安が完全に消えるわけでもありません。

でも、一件目があると違います。

完全なゼロではなくなる。

「あのとき、たしかに届いた」

そう思える経験が、自分の中に残ります。

これは大きいです。

自信というより、手がかりです。

次に迷ったときに戻れる、小さな証拠になります。

→ 始め方は「コンテンツ販売は何から始めればいいのか」に書いています。

売れたのは、誰かに届いたということ

初めて商品が売れた日は、一生忘れません。

金額が大きかったからではありません。
一気に成功したからでもありません。
その日から全部うまくいったわけでもありません。

ただ、自分の言葉が誰かに届いた。

その手応えがあったからです。

僕は、売れることを「お金が入ること」だと思っていました。

もちろん、お金は大事です。
商品として出す以上、対価を受け取ることは必要です。

でも、初めて売れた日に一番残ったのは、売上金額ではありませんでした。

「必要としてくれた人がいた」

その事実でした。

売れるというのは、ただお金が動くことではありません。

自分が届けようとしたものが、誰かに届いたということでもあります。

だから、最初の一件は大きいです。

それは、金額以上に、

「自分にも届けられるかもしれない」

という手応えをくれる日だからです。

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この記事を書いた人

明鏡ノートを運営しているRenです。

ノウハウを集めても動けない時期や、発信・商品づくりで遠回りした経験をもとに、誰に何を届けるかを見直すための記事を書いています。

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