買って後悔することってありますよね。
僕がいちばんムダにした買い物は、30万円のオンライン講座でした。
しかも、最後まで見ることすらありませんでした。
今思い出しても、少しだけ胸が痛いです。
30万円。
安い金額ではありません。
申し込んだときは、本気でした。
「これで変われる」
「今度こそ前に進める」
「これだけ払ったんだから、さすがにやるはずだ」
そう思っていました。
でも、現実は違いました。
最初の数本を見て、少し満足する。
ノートに少しメモを取る。
「なるほど」と思う。
そして、止まる。
気づけば、ログインすらしなくなっていました。
今日は、その失敗から学んだことを書きます。
なぜ30万円を払ったのか
今振り返ると、僕がその講座に申し込んだ理由は、内容そのものではありませんでした。
もちろん、内容に興味はありました。
学べることもありそうでした。
実績のある人が作っていたので、信頼もしていました。
でも、本当の理由はそこではありません。
不安だったんです。
このままではまずい。
何かを変えないといけない。
でも、何から始めればいいかわからない。
自分だけ置いていかれている気がする。
その焦りがありました。
そこに、講座の案内が来た。
「これを買えば、本気になれる気がした」
「高いお金を払えば、自分も変わる気がした」
「みんな成果を出しているなら、自分も乗り遅れたくなかった」
そんな気持ちで申し込んでいました。
つまり、僕は学ぶためというより、不安を消すために買っていたんです。
ここが一番の問題でした。
買う前に、何を解決したいのかがはっきりしていない。
買ったあと、何を実践するのかも決まっていない。
ただ「これで変われるかもしれない」という期待だけがあった。
その状態で30万円を払っていました。
買った直後だけ、本気になった気がした
申し込んだ直後は、やる気がありました。
決済が終わった瞬間、少しだけ背筋が伸びる。
「もう後戻りできない」
「これで本気になるしかない」
「ここから変わるんだ」
そう思っていました。
でも、その本気は長く続きませんでした。
最初の動画をいくつか見る。
内容に納得する。
ノートにメモを取る。
少しだけ前に進んだ気がする。
そこで止まりました。
次の動画を見るには、まとまった時間が必要でした。
課題をやるには、腰を据える必要がありました。
自分のビジネスに置き換えるには、かなり考える必要がありました。
でも、その準備ができないまま日常に戻っていく。
「週末にまとめて見よう」
「時間があるときにちゃんとやろう」
「今は忙しいから、落ち着いたら再開しよう」
そう思っているうちに、開かなくなりました。
そしていつの間にか、その講座は「やらなきゃいけないもの」になっていました。
見るたびに、少し重い。
思い出すたびに、後ろめたい。
ログイン画面を見るのも、少し嫌になる。
買ったときは希望だったものが、途中から罪悪感に変わっていました。
→ 同じ失敗の構造は「自己投資と浪費の違い」にも書いています。
講座が悪かったわけではない
ここは、はっきり書いておきます。
その講座が悪かったわけではありません。
たぶん、ちゃんと使えば学べることはあったと思います。
実践すれば、得られるものもあったはずです。
実際に成果を出した人もいたのだと思います。
でも、僕には使い切れませんでした。
理由は、講座の質だけではありません。
自分の中に、学ぶ目的がなかったからです。
何のために学ぶのか。
どこに使うのか。
自分は誰に何を届けたいのか。
今の自分に必要なのは、どの部分なのか。
そこが曖昧なままでした。
だから、どれだけ良い内容があっても、断片のまま積まれていきました。
動画を見る。
なるほどと思う。
でも、自分の現実に接続できない。
この状態だと、教材は前に進む道具ではなく、重たい宿題になります。
30万円がムダになった本当の理由は、金額の大きさではありません。
軸がないまま買ったことです。
高額だから本気になる、は半分だけ正しい
「高いお金を払えば本気になる」
これは、半分だけ正しいと思います。
たしかに、お金を払うと意識は変わります。
無料よりも大事にしようとします。
元を取ろうという気持ちも生まれます。
でも、それだけで人は変わりません。
高いお金を払っても、何のために学ぶのかが曖昧なら止まります。
むしろ高額なぶん、止まったときの罪悪感は大きくなります。
「これだけ払ったのに、やっていない」
「自分はまたムダにした」
「こんな自分はダメだ」
そうやって、学びそのものが重くなる。
高額講座は、本気にしてくれる魔法ではありません。
使う目的がある人にとっては、強い投資になる。
でも、目的がない人にとっては、大きなプレッシャーにもなる。
僕はそこを勘違いしていました。
お金を払えば、自分が変わると思っていた。
でも本当は、買う前に決めるべきことがありました。
自分は何のために学ぶのか。
誰に何を届けたいのか。
この講座を、どの行動に使うのか。
そこが決まっていなかったから、使い切れなかったのです。
この失敗が、このサイトの原点
あの30万円は、今でも痛い失敗です。
できれば、もっと安く学びたかった。
もっと早く気づきたかった。
買う前に立ち止まりたかった。
でも、あの失敗があったから、今は少しだけわかります。
足りなかったのは、情報ではありませんでした。
僕にはすでに、情報はありました。
教材もありました。
動画もありました。
ノウハウもありました。
足りなかったのは、軸でした。
自分は誰に、何を届けたいのか。
なぜ、それをやりたいのか。
今の自分に必要な学びは何なのか。
どの情報を使い、どの情報は今は手放すのか。
その判断基準がなかった。
だから僕は、何を買っても迷っていました。
このサイトは、その失敗から始まっています。
昔の僕みたいに、ノウハウを集めても不安が消えなかった人へ。
高い教材を買う前に、一度立ち止まってほしい。
買った教材を、積んで終わりにしてほしくない。
情報を増やす前に、自分の根っこに戻ってほしい。
そう思って、このサイトを書いています。
→ はじめての方へ
高い買い物が、ムダになるとは限らない
高い買い物が、必ずムダになるわけではありません。
30万円の講座でも、使い切れば投資になります。
安い教材でも、積んで終われば浪費になります。
大事なのは、金額ではありません。
買う前に、自分の軸があるか。
買ったあとに、何へ使うかが見えているか。
学んだことを、自分の現実に置き換えられるか。
そこです。
僕は、30万円を払ってから気づきました。
でも、本当は買う前に考えるべきでした。
これは今の自分に必要なのか。
何のために学ぶのか。
誰に何を届けるために使うのか。
不安をごまかすために買おうとしていないか。
ここに答えられないなら、今は買わなくてもいいかもしれません。
高額講座を否定したいわけではありません。
ただ、軸がないまま買うと、いくら払っても積むだけです。
そして積まれた教材は、知識ではなく、罪悪感になっていきます。
だから、買う前に一度だけ戻ってください。
自分は誰に、何を届けたいのか。
そこが見えてからでも、遅くありません。
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