「商品を作る」と聞くと、すごく大変なことのように感じていました。
立派な教材。
何時間もの動画。
きれいに整った資料。
抜け漏れのない内容。
僕は、そういうものを作らなければいけないと思っていました。
だから、動けませんでした。
作る前から、勝手にハードルを上げていたのだと思います。
今日は、最初の商品づくりについて書きます。
最初から、大きなものを作らなくていい
最初の商品は、大作でなくていいです。
むしろ、最初から大きなものを作ろうとすると、かなりの確率で止まります。
もっと内容を増やさないと。
もっと見栄えをよくしないと。
もっと実績ができてから出さないと。
そう考えているうちに、いつまでも完成しなくなる。
僕も、そこで何度も止まりました。
でも、最初の商品に必要なのは、量ではありません。
一つの悩みが、ちゃんと軽くなること。
それだけで十分です。
大きな約束をしなくていい。
全部を教えようとしなくていい。
小さくても、相手が一歩進めるなら、それは商品になります。
→ 商品を絞る話は「商品は1つでいい」へ。
自分が抜けた道を、順番にまとめる
最初の商品を作ろうとすると、何を売ればいいのか分からなくなります。
すごい知識が必要なのではないか。
誰も知らないノウハウが必要なのではないか。
特別な実績がないと無理なのではないか。
そう考えてしまう。
でも、最初のネタは、もっと近くにあります。
過去の自分がつまずいたこと。
そこで悩んだこと。
今は少し抜けられたこと。
その「抜け方」を順番にまとめる。
それが、最初の商品になります。
たとえば、
何に悩んでいたのか。
何を間違えていたのか。
何に気づいたのか。
何を変えたのか。
その結果、どう前に進めたのか。
これを整理するだけでも、同じ場所で止まっている人には役に立ちます。
商品づくりは、遠くのすごい知識を探すことではありません。
自分が通ってきた道を、少し先にいる立場から渡すことです。
→ 何を売るかの手前は「何を売りたいかわからない人が最初に考えること」へ。
作る前に、一行で決める
中身を作り始める前に、決めておいた方がいいことがあります。
それは、
「誰の、どんな悩みを、どう変える商品か」
という一行です。
ここが曖昧なまま作ると、内容が広がります。
あれも入れたい。
これも説明したい。
この話も必要かもしれない。
そうして、どんどん重くなる。
結果として、作る側も苦しくなるし、受け取る側も分かりにくくなります。
最初の商品ほど、狭くていいです。
「発信を始めたいけれど、何を書けばいいか分からない人が、最初のテーマを決められるようになる」
このくらい具体的にする。
一行で言えない商品は、作っている途中でブレます。
一行で言えると、何を入れて、何を入れないかが決めやすくなります。
→ 一行の作り方は「売る前に『一行』で決める」へ。
最初の商品は、第一版でいい
完璧にしてから出そうとすると、いつまでも出せません。
最初から完成品を目指さなくていいです。
まず出す。
反応を見る。
分かりにくかったところを直す。
足りなかった部分を足す。
その繰り返しで育てればいい。
もちろん、雑でいいという意味ではありません。
今の自分ができる範囲で、ちゃんと役に立つものを出す。
でも、最初から完璧を目指さない。
この感覚が大事です。
商品は、出して終わりではありません。
届けて、反応を見て、少しずつ良くしていくものです。
最初の商品は、完成品というより、育てる前提の第一版でいい。
そう思えたことで、僕は少し動きやすくなりました。
→ 入口と本命の設計は「フロント商品とバック商品の考え方」へ。
商品づくりは、難しくしすぎなくていい
最初の商品づくりで大事なのは、立派に見せることではありません。
誰のためかを決めること。
一つの悩みに絞ること。
自分が抜けた道を、順番にまとめること。
それだけでも、必要な人には届きます。
大きな教材を作ろうとして止まるより、小さくても誰か一人の役に立つものを出す。
最初の商品は、それでいいのだと思います。
自分が抜けた道を、小さくまとめる。
そこから、商品づくりの根っこが少しずつ見えてきます。
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